トラックや乗用車と比べ、バイクは車体が小さくって、他の車から見落とされやすいから、次のことに気を付けて運転するブー。
バイクは、他から見落とされやすいので、被視認性を高めるために昼間もヘッドライトが自動点灯するようになっています。また、事故の約半数は夜間に起きています。夜間、バイクに乗るときは、よく目だつ色のウェアを着たり、ヘルメットやウェアに反射材をつけるなどして被視認性をより向上させましょう。
被視認性(相手からの見えやすさ)を高めることが大切です。そのためにはライダー・ウェアなどはよく目立つ色(白色、黄色、など)のものを着用しましょう。
バイクに乗るときは、ヘルメットを着用することが義務づけられています。自分を守るためにも必ずPS(C)マーク やJISマーク、SGマークのついた安全なヘルメットを正しくかぶりましょう。二輪車乗車中の死亡者の約半数は、頭部の損傷によるものです。勿論、あごひもはきちんと締めましょう。
二輪車乗車中の事故死者の32.2%が、胸部
(27.0%)・腹部(5.2%)の損傷です!あなたの
身を守るために、二輪車用プロテクターやエアバッグジャケットなどを装着しましょう。
※令和3年中警察庁データより
点検は車の健康診断です。車の機能をいつも最良の状態に保つことは、ライダーの安全に不可欠なことですから、車を運転する前に必ず点検をしましょう。
せっかく安全性を十分考えて作られているバイクのマフラーを取り外したり切断する等の改造をしてはいけません。またナンバープレートを曲げて見えにくくしたバイクを運転すると法令に違反します。
バイクを運転する時の注意力は路面に集中しがちです。このため交通環境にひそむ「危険」に対する発見の遅れが大きな原因となって重大事故が発生しています。危険を予測した運転に努めるようにしましょう。
運転免許を取ってから1年以内に事故を起こす確率が高く、経験をつむと事故率は低くなります。ところが、運転歴10年以上のライダーの事故も少なくありません。これは、運転未熟というより、むしろ過信や慢心など精神的原因によるものでしょう。何年経っても、基本に忠実な運転を心がけましょう。