リターンライダーツーリング座談会
2007年11月開催
2007年11月某日、10月のツーリングに参加してもらったリターンライダーの皆様に再度お集まりいただき、座談会を開催しました。楽しかったツーリングを振り返りながら、リターンライダーとして気づいた環境の変化や、これからリターンライダーを目指す人たちへのアドバイスをお聞きしました。
奥田輝夫さん(44歳)
東京都東村山市在住
中井武夫さん(50歳)
埼玉県さいたま市在住
山下治さん(41歳)
東京都世田谷区在住
吉田良重さん(41歳)
埼玉県吉川市在住
吉田博さん(38歳)
埼玉県吉川市在住
※2007年11月現在のプロフィールです
司会進行:菊地文彦(ケイズワーク代表取締役)
アドバイザー:坂上勇一(NMCA広報部長)
菊地
本日はよろしくお願いいたします。まず最初にお聞きしたいのは先日のツーリングの感想です。ツーリングを皆さんがどんな風に楽しまれて、そこで何を感じたのかを簡単にお聞かせください。
今回のツーリングでは平さんの心強いフォローがあり、参加者の皆さんも安心して走れたようです。
奥田
今回のツーリングはリターンしてすぐだったので、みなさんに迷惑をかけてはいけないと、話が決まってからは体力トレーニングを続けていました。目的があることが幸いしたのか、ツーリングのあと体力もついてだいぶ動けるようになったので、これを機に「ますます乗ってやろう!」と思っています。まだテクニックは乗りながら、教わりながらという感じですけど、忘れていたことも思い出してきているし、そういう意味でも今回のツーリングはいいきっかけになりました。
中井
吉田さんの奥さんは750に乗っていますが、私が高校生のとき女性が750に乗るという認識はなかった。バイクも変わったんでしょうけど、女性も変わったな、って思いました。また、山道で奥田さん、山下さんの走りに置いて行かれそうになりましたが、自分はまだまだ修行が足りない(笑)。それが一番印象に残りました。
菊地
ありがとうございます。それでは山下さんお願いします。
吉田ご夫妻のウエアもバッチリ決まっていました。
山下
ツーリングは文句なしに楽しかったです。いつものツーリングとは違って、横のつながりや友人関係ではない人たちが集まったのもおもしろかったですね。ただ走るだけでなく、生活環境や考え方の違いを皆さんと確認し合えたことはとても貴重な体験でした。たとえば吉田さんご夫婦に、「家族で外出するときは、2台のバイクにそれぞれ子どもを乗せて行きます」と聞かされたときは驚きましたよ。我が家では絶対考えられないことですから。でもそういうライフスタイルがあってもいいし、そうやって家族を巻き込めれば、もう少し早く私もリターンできたかもしれませんよね(笑)。
菊地
吉田さんの旦那様には今回奥様のエスコートを買って出ていただきました。ツーリング中はそれなりにお気遣いもあったと思いますが、いかがでしたか?
吉田博
エスコートと言うとかっこいいですが、実際はツーリングに平さんが来ると聞いて、逆にこちらからお願いして参加させてもらったようなものですから(笑)。
リターンしてからは女房と一緒にのんびり走ることがほとんどで、今回みたいに会ったことのない人たちと行くのは初めてでしたが、ツーリング中はとても楽しくて、特別に参加させてもらったのに前に出すぎた気がして、少し恐縮しています。
二人でツーリングするときはいつも私が先頭を走っています。でも方向感覚が悪いのでよく道を間違えるんですよ(笑)。引き返そうとUターンすることになると、今度は女房が大変になっちゃう。だから今回のように、誰かに先頭を走ってもらってそれについていくほうが、方向を気にせずに済むので楽でしたね。
吉田良重
これまでは主人と二人で本当にのんびりと走っていたので、人数が増えるマスツーリングでは、その分ペースに気を使わなければいけないということがわかりました。
菊地
のんびりというのはスピードですか? 休む頻度ですか?
吉田夫妻
どっちもです(笑)。
吉田良重
宿泊先の予約はしても、そこに行くまでの計画を立ててないんですよ。行き当たりばったりなんです。看板を見ておいしそうなお蕎麦屋さんだと思ったら、すぐ立ち寄っちゃう(笑)。特に下調べをするわけではないので、先ほど主人も言ったように道を間違えることも多いですね。
菊地
今回スペシャルゲストとして参加してもらった平さんですが、皆さんどんな指導をしてもらいましたか。
奥田
ニーグリップの重要性と、ハンドルを軽く握ること、それに街中ではフロントブレーキをいつでもかけられるようブレーキレバーに常時指をかけておくことの3つです。
平さんの後ろにのった中井さん。このあと世界の走りの衝撃を体験することに。
菊地
それはどこかで教えてくれることですか?
奥田
いや逆ですね。教習所だとレバーは触らず、握るときは4本指で握りなさいと教えています。でもそれでは一度手を開いて握り直すので、ワンテンポ遅れてしまいます。だからこそ平さんが実践的に走っている方だということを実感できました。
中井
霧降高原で平さんにタンデムさせてもらいましたけど、本当に酔っちゃいましてね(笑)。そのときの指導がアクセルとブレーキの操作は段をつけることなく、ゆっくり行うってことでした。これも教習所や講習では教えてもらわなかったことですね。ツーリングから帰ったあと実際に試していますが、なかなか難しいです。
タンデム後、平さんから山下さんに熱心なアドバイスが。
山下
一番印象に残っているのは、やっぱりタンデムしたときですね。オートバイって乗り手でこんなに変わるんだ、ということを強く感じました。とにかく走りが安定しているんですよ。結構なスピードが出ているのに、コーナーの前でいつ減速しているのかわからない。私が誰かを後ろに乗せてコーナーを曲がったら、急減速で後ろの人間のヘルメットが後頭部にぶつかってきます。でも平さんの走りはそうならない。後ろに乗っていても体が前後しないから、いつブレーキをかけているのかがわからないんです。これには驚きました。あとで平さんから聞いたんですが、ブレーキやアクセルは小さい動きの連続で、それこそ何ミリという単位で開け閉めするんだそうです。これがGPライダーの世界なんだなと、痛感しました。
菊地
吉田さんご夫妻はどうでしたか?
GPレーサーの走りを体感できたのは、このツーリングの収穫だったようです。
吉田博
やっぱり後ろに乗せてもらったことが一番感動しましたね。平さんは自分が高校生くらいのときに一番活躍されていて、ほんと憧れの人でしたから。普通じゃああいう体験はできませんよね。頂いたアドバイスはみなさんとだいたい同じで、アクセルワークとフロントブレーキをしっかりかけるということです。私はどうしてもフロントブレーキが思いっきりかけられないんで、その辺を教えてもらいました。
吉田良重
私は日光へ向かって高速を走っているとき、車線変更の際に必ず後方を振り返っていたんです。でも高速走行時は後ろを振り返ったときに風圧で首を持っていかれることがあるということで、確認できる範囲であればミラーを使って車線変更をしたほうがいい、というアドバイスを受けました。
菊地
ツーリングの振り返りは以上ということで、これからはバイク環境の変化についておうかがいします。皆さんの目からみて、どんなところに変化が現れていますか。
奥田
環境はよくなっていますよ。道はきれいになって、整備もされている。ライダーに対する視線も優しくなってきていますよね。バイクイコールやかましいという目はまだありますが、そういう部分は自分たちが乗って、そうではないんだということを見せなくてはいけないとも思います。
中井
女性が増えたこともそうですが、乗っている人がずいぶん変わってきたように思います。私はツーリングの時、朝5時頃出発するのですが、その際マンションの敷地内ではエンジンをかけずに離れた場所までバイクを押していき、そこでエンジンをかけています。私の周囲ではバイクに対する厳しい目を感じることはないんですが、それは相手のことを考えて行動する人が増えているからかもしれませんね。
吉田博
昔は憧れだった大型免許が、教習所であっさり取れるようになったことは大きな変化だと思います。私はリターンして最初に中古のXJR1300を買ったんですけど、うまく乗れなかったんですよ。操っている感覚がしなかった。バイクの性能はよくなっているけど、乗りこなせないので楽しくない。それで徐々に排気量を落としてきて、今のVFR800 に落ち着きました。大きいバイクは乗りこなせれば楽しいかもしれませんけど、それは免許を持っていてもそんなに簡単なことじゃないんですよね。
それと、最初に高校生とかで免許を取って乗り始めたときは、怖いもの知らずじゃないですか。でもリターンして30過ぎてから乗り出すと、家族もいるし、怪我すれば会社にだって迷惑がかかるし、という怖さが先に来てしまう。だからなかなか上達しないのかもしれません。
菊地
吉田さんは熱心にスクールに通っていますよね。教わって乗りこなせるようになることで、バイクのおもしろさが深まるということはありそうですね。
吉田博
決して上達は早くはないですが、通っていれば、今日のアドバイスがきっかけで曲がれるようになったとか、そういうことはあります。高校生のころの方が身体能力は高かったけど、おもしろさの深さ、レベルは今の方がありますね。
坂上
今のバイクは大型化が進んでいます。大型免許を取る人も増えているし、実際売れるようになってきている。しかしバイクに乗られる方の技術や体力は、本当に伴っているのでしょうか。そこで皆さんからリターンされる方に対して、バイク選びの基準やポイントなどがあれば、ぜひお聞かせください。
吉田博
日本の国産車となると1000cc以上ばっかりですよね。ヨーロッパみたいに600くらいが主流だと、押して歩くのも軽くていいんじゃないですか。特に女の人の場合、足付きがよくて取り回しも楽なバイクが国産車には少ないので、選択肢が狭いんですよね。女房のCB750は乗りやすいバイクですが、200キロ以上あるので取り回すのはきついです。メーカー側でももう少し軽いものを出してくれればいいんですけど。
坂上
海外で600が売れるのは、やはり乗りやすいからです。日本の免許制度は中型では400までしか乗れませんので、業界としてもこれを600まで上げてくださいと行政に働きかけはしています。400を600にしたからって危険が高まるとか、そういうことはないですからね。
吉田博
それと今乗っている750とかって排ガス規制で2008年あたりから売らなくなるじゃないですか。そうすると750の手ごろなバイクがなくなっちゃいますよね。
坂上
将来的にはなくなるかもしれませんね。日本人の平均的な体格の方であれば、600や800のバイクが乗り易く楽しめるとは思います。
たとえばの話ですが、免許制度と排ガス・騒音といった環境規制値を先進国間ですべて同じにしてしまうんです。そうするとバイクを国ごとの規制に合わせなくて済むので、全体の生産量が増して価格が下がり、バイクのバリエーションも増えて、ユーザーの楽しみや選択の幅が増えていく。業界としてはそういう未来を実現したいと考えています。
吉田博
リターンしたいと考えている人にとって、価格が下がることは重要ですよ。うちは二人してバイクが好きだから多少はお金をつぎ込めるけど、奥さんが全然乗らない人だと、100万円のバイクを買っても結局自分一人のものになるわけですよね。
菊地
それはちょっと、とんでもないですね。
一同
爆笑
吉田博
車だったら家族で使えるから喜ばれるけど、バイクって結婚して家族があったら贅沢品ですよ。バイク以外にもヘルメット買ったり、季節に合わせてグローブやジャケット買ったりとお金がかかりますから。だから100万円以下で買える大型バイクが出てくれば、リターンを決意する人も増えると思いますよ。
菊地
バイクを選ぶ際には、お店も重要な要素ですよね。
奥田
私の場合はたまたま行ったお店に凄くよくしてもらって、このお店で買えばメンテナンスだけでなくいろいろと面倒を見てくれるだろうな、と感じたのが一番大きかったですね。とにかく気さくなお店で、調子の悪いところもヒョイと見てくれる。どうせ買うならこういう信頼できるところがいいですね。
菊地
中井さんはどうですか。
中井
行き着けのバイク屋さんにはいろいろなアドバイスをもらいます。夏に高知まで行ったんですけど、店の人に話をしたら、「高知からの帰りは、徳島から出ているフェリーにバイクを積んで帰ってきたほうが楽だよ」と教えてくれました。バイクに乗っている人の動向を教えてくれるので、自分もそうしようと思うことが多いですね。
山下
リターンしてひさしぶりにお店に行って感じたのは、売り場も変わらなくてはいけないな、ということでした。バイク屋ってどうしても常連さんが幅を利かせることありますよね。お店に入りづらいというか、敷居が高くなってしまっている。私が行ったのは昔から知っている近所の小さなお店でしたけど、やっぱりそういうことがありました。でも車のディーラーにそういうことはありませんよね。ちょっと背伸びしていい車を買おうとお店に入ると、すぐにカプチーノが出てきたりして(笑)、細やかな配慮でとてもいい気持ちにさせてくれる。たとえ一見さんでも、「ちょっと値段は高いけど、買ってもいいかな?」という気にさせてくれるじゃないですか。
坂上
少なくともYSPやドリームといったメーカーから影響力があるところについては、常連待遇というのをやめましょう、くつろぐ部屋は別にしましょう、ということは指導されているはずです。ただショップも小規模のところが比較的多くて、そういうスペースを設けられないのでやむを得ず、ということも多々ありますね。
吉田良重
確かに、私の行くお店には商談席が確保してあったり、子ども連れのためのキッズルームがあって、常連さんがたむろするところは別に用意されていますね。
吉田博
女房はドリームを利用していますが、私もバイクと同じメーカーの専門店の方が安心できる気がします。
吉田良重
専門店はこちらから出すオーダーに対して返事が早いですね。すぐに部品を探してくれて、「明日入ります」とか即答をもらえるのも助かります。それと、私みたいにメカに強くない人間は、メンテナンスもお店におまかせになっちゃうんですけど、専門店だったらそれもいいかな、というのはありますね。
中井
それはお店にもよるでしょうね。私が行くバイク屋さんは、壊れたパーツを持って行ったら何時間でも平気でいじって原因究明をするようなバイク大好きオーナーがいるんです。そこまで好きな人にだったら、自分のバイクを任せても安心だなって思うんですよ。
奥田
私は店員さんと会話をしてみて、その応対で判断することが多いですね。わからないことをわからないと言い、しっかり調べて丁寧に説明してくれるところは安心できます。そういうところなら、困ったときでもすぐ親身になって相談に乗ってくれると思いますし。
坂上
最近はユーザーのお店に対する意識も変わってきています。安いことは重要だけどそれが一番ではなくて、しっかりと面倒を見てもらえるお店や遊びを提供してくれるところへのニーズが高まっています。これはバイクに対する環境の変化に加えて、バイクに乗る側の意識も変わってきたということですね。
菊地
それでは最後になりますが、これからリターンする方々へ一言ずつお願いします。
吉田良重
まずはリターンということで、昔とは自分もバイクも環境も違うということを頭に入れていただくことです。バイク選びにしても、大型を取ったから1000cc以上のバイクに乗らなくてはいけない、ということはありませんよね。目先の外見とか見栄で買うのではなく、自分にあったものを買う。せっかくリターンしたんだから、楽しいバイクライフを送ってほしいと思います。
それと昔はバイク同士がツーリングや峠ですれ違うと、手で合図をしてくれたんですけど、今はそういうことがありませんよね。
坂上
ないですね。今回のツーリングでも一回もなかった(笑)。
吉田良重
ツーリングに行っても仲間以外は他人っていう感じがありますよね。そう考えると、ちょっとした挨拶があった昔は、温かい気持ちの人が多かったのかなと思うんです。今の若い人たちは個々にバイクを楽しんでいる印象が強いので、そういう人たちに対して、昔の「良き時代」を知っている私たちリターンライダーが、気持ちの余裕みたいなことを教えられればいいですよね。そうすることで、優しい気持ちで乗れるライダーが一人でも増えれば、と思います。
吉田博
家族があって乗るのであれば、自分が怪我することでみんなに迷惑がかかってしまうので、その辺を特に注意して乗ってほしいですね。バイクは気を引き締めて乗らないといけない乗り物なんだ、ということを常に意識することが大切です。
山下
まずはヘルメットとグローブだけを買ってください。そしてレンタルバイクのお店に行って、一度バイクに乗ってみてください。過去に乗っていた人ならバイクのよさはもちろん、走りやすくなった道路の変化もわかるでしょう。若いころよりお金もあるだろうから、美味しいものを食べに行ったり、ちょっと遠出して宿を取って温泉とお酒を満喫したりとか、そういう楽しみも味わってほしい。しかもレンタルバイクなら数万円の投資でそれができますからね。お薦めですよ。
中井
私はまだまだ未熟です。高校生のときに2年間くらい乗っただけで、30年もブランクがある。そういう人間がリターンしようと思っているなら、メーカーの講習会や教習所へ通うのがいいと思います。そこで乗ったバイクのスペックで、自分にはどんなバイクが合うのかをある程度判断できますから。それと、バイクは自己責任で乗る乗り物だということも忘れないでいただきたいですね。
私はネイキッドを65歳まで乗り続けたいという思いがあって、週に一回10キロのジョギングをしています。でもこの前のツーリングで未熟さを感じたので、以後は上半身を鍛える運動も加えました(笑)。
奥田
乗りたいなと思ったら、とにかく乗ってみることが一番です。自分が好きなバイクがあればそれに乗る。特になければお店に相談してもいいでしょう。試しに選んだバイクにうまく乗れなくても、そこでめげずに、どうしたら楽しめるかを考えてみる。出てきた問題をゆっくり、ひとつずつクリアしていけば、徐々に乗りこなせていきますよね。そうすればバイクに対する楽しみ、愛着もわくと思います。
坂上
貴重なご意見ありがとうございます。2回の座談会にツーリングと、皆さんの長きに渡るご協力のもと本企画もこれで終了となります。皆さんのリターンライダーライフがこれまで以上に充実するよう、NMCA日本二輪車協会はじめバイクメーカーともども環境整備などに力を入れていきますので、今後も安全運転を念頭に置いていただきながら、バイクライフをエンジョイしてください。本日はどうもありがとうございました。
一同
ありがとうございました。
「リターンライダーへの道」は、中高年におけるモーターサイクルへの興味関心が高まるなか、リターンライダーの方々に座談会やツーリングに参加していただき、リターンライダーを目指す方へ参考となる情報を発信する、という趣旨でスタートしました。
本企画を終えて感じたのは、リターンライダーのみなさんがそれぞれのやり方で、それも比較的ゆったりとしたペースでバイクライフを楽しんでいる、ということでした。
ただがむしゃらに乗っていた若いころとは違い、今はそれぞれ仕事や家庭があり、また体力やスキルも低下しています。そんななかでどうやってバイクを楽しむかを、皆さんとてもよく考えているのです。その考えを以下にまとめました。
どれも当たり前のことかもしれませんが、とても大切なことばかりです。かつてバイクに乗り、その素晴らしさを知っている人は、このポイントを参考にしてもらった上で、ぜひリターンライダーに挑戦してみてください。そして人生をより豊かにする、第二のバイクライフをスタートさせてください。