2025.3.14
交通混雑期における交通分散の観点などから、ゴールデンウイーク、お盆、年末年始およびシルバーウイークにおける高速道路休日割引が、全国を対象として適用除外(休日割引なし)されています。そして2025年度以降は、新たに3連休についても休日割引除外日となることが決定されました。
直近の休日割引適用除外日は…ゴールデンウィーク(4月26日・27日・29日・5月3日・4日・5日・6日)、海の日を含む3連休(7月19日・20日・21日)、山の日を含む3連休(8月9日・10日・11日)、お盆期間(8月16日・17日)となっています。
〈関連リンク〉
観光需要の平準化等に向けた取り組みについて【PDF:256KB】:NEXCO東日本
休日割引適用前後における渋滞状況の比較【PDF:314KB】:NEXCO東日本
観光需要平準化等にむけた高速道路料金の取り組みについて ~周遊パスの利用促進・令和7年度の休日割引適用除外日のお知らせ~:国土交通省
●この度の休日割引適用除外の拡大により、利用者やとりまく業界のメリットやデメリットについて何が考えられるでしょうか
メリット
・混雑の緩和:休日割引が適用されないことで、3連休などの長期休暇中に高速道路を利用する車両が減少する可能性があります。これにより、混雑が緩和され、スムーズな移動が可能になるかもしれません。
・高速道路の維持管理費用の安定化:割引がなくなることで、高速道路の運営やメンテナンスに必要な費用を安定的に確保できる可能性があります。道路の維持管理がより効率的になり、長期的に利用者にとっての利便性向上に繋がるかもしれません。
・公共交通機関や他の移動手段の利用促進:公共交通機関や新幹線、飛行機など、他の移動手段を選ぶ人が増えるかもしれません。これにより各交通手段の需要バランスが取れるかもしれません。
デメリット
・費用負担の増加:高速道路利用者にとって、3連休中でも休日割引が適用されないことにより、以前より移動費が高くなるというデメリットがあります。特に長距離移動をする家族や旅行者にとっては、経済的な負担が増加するでしょう。
・観光地やレジャー施設への影響:高速道路の割引がなくなることで、遠出を見合わせる人が増え、観光地やレジャー施設への来客が減少するかもしれません。特に3連休に合わせた業界には影響が出るかもしれません。