お知らせ

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2017.10.11

レンタルバイクのユーザーには若い世代が多い。

2015年のデータですが「レンタル819」を全国展開するキズキレンタルサービスが、レンタルバイク利用者に2015年1月から7月までの利用者の属性を独自調査したところ、レンタルバイク利用者の平均年齢は37歳という結果でした。
利用年代別では20代が32%、30代が27%と全体の半数を超えており、50代以上の割合は全体のわずか13%しかいませんでした。これはあくまでも「レンタル819」のユーザーデータとなりますが、決して“バイクユーザーの高齢化”が進んでいる訳ではない、という結果となっています。

日本自動車工業会の調査より、二輪車業界内では国内での二輪新車の購入者平均年齢は52.9歳と、若者のバイク離れ、二輪ユーザーの高齢化が唱えられています。ですが「国内での二輪新車の購入者平均年齢は52.9歳」というデータはあくまでも新車であり、中古車を含めると平均年齢はもっと下がるとし、多くの20代・30代がバイクを楽しんでいると調査結果では考察されています。

更に、レンタルで気軽に始めたバイクが、その楽しさから結果的に購入して楽しむ、という流れも確実にある、とされています。二輪車業界は先が暗いと悲観する必要はなく、また販売ターゲットを50歳代に絞るのではなく、20代・30代をメインターゲットとすることで、若年層の“バイクに乗りたい気持ち”をより強くすることができ、結果としてライダーが増え、販売台数も増えるであろうと考察しています。

また、10代に向けてバイクの楽しさや安全運転を説いていくことが必要だと考えられており「免許を取らせない」「バイクを買わせない」「バイクを運転させない」という、『三ナイ運動』は、既にマナーアップ運動へと変更されています。今後は、交通安全や二輪免許取得者を増やすことを主軸とした教育を施し、バイクの楽しさやイメージの向上、また震災などの非常時にはその機動力から人命救助やインフラ復旧に役立つことを教えていくことが二輪業界活性化に結び付く一環となると締めくくっています。

調査から2年が経過して、活性化されているという実感はなかなかありませんが、ライフスタイルが変わっている結果なのだと思われます。日本二普協としても悲観することなく引続けて活動を続けて参りますので、皆様のご支援ご協力をお願い致します。

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