お知らせ
2017.5.10
ETC2.0の普及状況
昨年7月から発売が開始された二輪車専用のETC2.0ですが、平成28年度(2017年3月末まで)で11,357台がセットアップされました。(普通車のセットアップ台数の約1/100)
国交省では高速道路をいったん降りて道の駅で休憩した後、再び高速に乗り直しても料金が割高にならないようにする特例を夏までに順次始める予定です。まず、関越道沿いの群馬県「玉村宿」、新東名高速沿いの愛知県「もっくる新城」、山陽道沿いの「ソレーネ周南」、の付近にSAがない区間3ヵ所で道の駅を代わりの休憩施設として利用してもらうことを試した結果、利用状況を踏まえて対象を全国に広げていく予定とのことです。
この特例はETC2.0搭載車が対象で、通常は高速道路を乗り直すと利用1回毎に徴収されるターミナルチャージがかかりますが、車と情報をやり取り出来るETC2.0の通信ポイントを道の駅の入り口に設けて立ち寄ったことを確認し、1時間以内に高速道路に戻った場合に限り、乗り続けたのと同じ料金設定となります。
国交省によると、全国の高速道路にはSAなどの休憩施設が25Km以上無い区間が約100ヵ所あり、道の駅の活用でこうした空白区間の半減を目指すとのことです。
高速道路利用者のためだけではなく、一般道も含めて渋滞回避など運転者が安全で安心に道路を走行するためには、いずれはETC2.0を搭載しなければならない時が来るようです。サービスが増えればユーザの利便性は向上するので喜ばしいですが、その分ユーザーの負担が増えることになるのは悩ましいです。
二輪車にETC2.0を搭載した11,357台のユーザーの皆様。車載器としての実用性、利便性などについて、実際に利用されてみてご感想やご意見を教えて頂けば幸いです。以下のお問い合わせフォームより「その他のご意見・ご要望」を選択して頂きぜひメールをお送りください。
https://www.jmpsa.or.jp/contact/form/index_1.html