お知らせ
2017.3.13
自賠責保険の有効期限を確認しましょう。
2017年度の自賠責保険料は、2008年以来9年振りに引き下げられることになりました。今回の保険料見直しは、交通事故が減少し保険金の支払いが減ったこと等によります。
二輪車に関しては、12ヶ月契約の場合小型二輪が9,180円から8,290円へ9.7%の減、軽二輪が9,510から8,650円へ9.0%の減となります。ただし、原付(125cc以下)の12ヶ月契約と24ヶ月契約では引き上げとなり、36ヶ月契約であれば引き下げとなります。
保険料が値上げになる理由には、二輪車の無保険車が多いこともその1つです。この機会に自賠責保険の有効期限を確認しましょう。
自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は交通事故による被害者を救済するため、加害者が負うべき経済的な負担を補てんすることにより、基本的な対人賠償を確保することを目的としており、道路を走る全ての車・バイクに加入が義務付けられています。
しかしながら、有効期限切れ等によって無保険・無共済車による交通事故が依然として発生している悲惨な現状があります。
一般社団法人日本損害保険協会では、3月1日(水)~31日(金)までの1か月間、「2016年度自賠責保険広報活動」を実施しています。自賠責制度の重要性・役割、無保険・無共済車運行の違法性や、被害者とその家族だけでなく損害賠償により加害者家族も苦しむ結果になるなどを訴えています。この活動は、自賠責保険制度の認知・理解促進を目的として、1966年から実施しています。原付・二輪車を含むすべての車両の所有者とその家族を訴求対象とし、特に、自賠責保険に関する認知度が低い若年層への訴求に重点を置いています。
自賠責保険制度を解かり易く解説する特設サイトが開設されています。
http://www.jibaisekihoken-koho.jp/
自賠責保険の加入無しでの走行は法令違反となります!
自賠責の無保険車として取締りを受ければ、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられ、6点加点の免許停止処分となってしまいます。もし、人身事故を起した場合は多額の損害賠償金を全額、自分で支払わなければなりません。
この機会に改めて自賠責保険の有効期限を確認し無保険車を無くしましょう。特に、250cc以下のバイク乗っている方は忘れずに期限までに更新しましょう。