2022.1.1
二輪車防犯登録制度と加入方法について ピーク時の2000年には全国で25万台の二輪車が盗難にあっています。 2014年は、43,000台と減少しました。 二輪車ユーザーにとって経済的にも精神的にも大変なバイクの盗難を防止するため官民一体となって作ったのが、二輪車犯登録制度です。 ユーザーがバイクを購入した時、購入販売店で二輪車防犯登録をします。 二輪車防犯登録をしますと、その書類が販売店→県二輪車普及安全協会(ここでデータ化します)警察庁のコンピューターに15年間データとして保存されます。 不審バイクと思われるような場合、全国の警察署、交番よりコンピューター検索され、この二輪車防犯登録をしてあると、瞬時に所有者が判明し、盗難バイクの場合は、所有者に戻されます。 自転車の防犯登録との違いは、自転車は各県の警察本部で管理しているため、その県でしか運用できません。 バイクの場合は、警察庁という全国ネットワークのため、鹿児島で盗難に遭ったバイクが東京で見つかり返還された例もあります。 またこの二輪車防犯登録ステッカーの貼ったバイクは足が着き易いので、盗難されにくいとも言われています。 加入につきましては、いまお手持ちのバイクでも加入できます。 まずバイク販売店に行って二輪車防犯登録を掛けてくださいといえば、販売店で役所への届出書類等を見て記入してくれます。 加入料は販売店で確認下さい。これで15年間警察庁のコンピューターに登録され、あなたのバイクを守ってくれます。 加入した時、二輪車防犯登録ユーザーカードが交付されますので、必ず免許証と一緒に携帯してください。 また肝心なのは、住所が変わったときは、必ず加入した販売店に行って住所が変わった旨連絡をしていただきたいことです。(そうでないと、盗難バイク発見等もしもの時に連絡が取れないため)この制度が出来てから、盗難台数が2020年は9,018台にまで減ってきました。記録のある1967年以降初めて1万台を割りました。 未加入でしたら、是非加入することをお奨めします。