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2024.6.14

狭い道路の最高速度が30Km/hに?!

都市部や地方の小さなコミュニティなど、多くの場所で狭い道路、いわゆる生活道路が交通の主要な要素となっています。これらの道路での事故や危険を最小限に抑えるため、新たな規制案が提案されています。

住宅地などの生活道路では、特に歩行者や自転車の通行にとって危険な状況が生じることもあります。この問題に対処するため、警察庁は狭い道路の最高速度を30Km/hに制限する案を検討しています。(パブリックコメント>>>)

すでに「ゾーン30」といった、生活道路における歩行者や自転車の安全な通行を確保することを目的とした交通安全対策が実施されていますが、この規制案は中央線や中央分離帯のない5.5m未満の国道・市町村道が対象にするものです。

この提案の背景には、安全な交通環境の確保と共に、環境への配慮も含まれています。低速度での運転は、騒音や排気ガスの削減にもつながります。さらにこの規制は地域社会の安全性と共生を促進することで、交通事故のリスクを軽減することが期待されています。

また、この提案には賛否両論が考えられます。支持者は、より安全な交通環境の構築と地域社会の安全性の向上に賛成するでしょう。一方、反対派は、制限速度の低下が交通の流れを阻害し、時間のロスや不便さを主張するでしょう。

この規制案は住民や利害関係者の声が十分に反映されることが重要であり、より安全で持続可能な交通システムを構築するために、慎重な検討が求められます。

現在は、規制案についての意見を募集(R6.6.29まで)している段階で、実施については2026年9月までと考えられています。

 

日本二普協 北海道ブロック

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