二輪車安全運転講習会

2024.9.29

2024年9月29日二輪車安全運転講習会レポート

9月29日、今シーズン最終回となる「第6回二輪車安全運転講習会」が札幌運転免許試験場で開催されました。朝のうちは若干の寒さを感じたものの、日が昇るにつれてむしろ暑さを感じるほど気温は上昇。しかし北海道らしいカラッとした空気で絶好のバイク日和となりました。

全体説明の後、準備運動を行い、いつものとおりケーススタディを行います。今回はカーブの限界速度です。カーブには限界速度があり、限界速度を超えて走行するとコースアウトしたり、転倒する危険があります。まず指導員が半径6mのカーブを低速旋回します。そして徐々に速度を上げていきます。コーナリング速度を上げた分だけバンク角は増えていき、最後には限界速度に達しスリップダウンしました(使用した車両は大きなエンジンガードが装着されていますので、指導員は無傷です)。コーナーリング中のバイクが限界を超えてしまう速度や挙動を目の当たりにし、受講者は安全運転の重要性について再確認しました。またこの時期、山道などではドングリやクルミなどの木の実が路上に落ちていたり、紅葉のシーズンになると落ち葉が路上に散乱します。ツーリングなどではそういった状況も想定して走行するよう注意喚起がなされました。

その後、受講者たちはウォーミングアップ走行を行い、5つのグループに分かれて講習がスタート。各グループはブレーキング練習、低速ターン、スラローム、一本橋、コーススラロームなど、まだまだ続く北海道のバイクシーズンのため課題に取り組みました。

※今年度の二輪車安全運転講習会は終了いたしました。来年度のスケジュール等につきましては決まり次第ご案内いたします。

講習会の様子(フォトアルバム)>>> (写真の削除を希望する方はお手数ですが、メール m_kawahara@jmpsa.or.jp にてご連絡ください)

参加者の声(一部抜粋)

・10年ほどバイクから離れていましたが、リターンするにあたって基本的な技術の確認が出来、勘を取り戻せたように思います。来年は中級にチャレンジします!

・北海道では適当なライディングスクールがないため、有料で構わないので開催回数を増やして欲しい。今年は降雨による中止や抽選に外れたりなどして一度しか参加できなかった。

・指導員の皆様のお陰で、楽しく学ばせて頂きました。皆様の休日の貴重なお時間を頂戴し本当に感謝申し上げます。今年の最後の講習会とお聞きしました。また来年、転勤がなければ参加させていただきたいと思っています。一年間大変お疲れさまでした。

・クラス別に分かれるだけでなく、一人ひとりの様子を先生たちが見ており、的確なアドバイスや励ましをいただけるのがありがたいです。今回は特に、運転姿勢についていただいた提案が、コーナーでのバイクのバランスの取りやすさに繋がり(乗っているバイクの種類を考慮の上でのアドバイスでした)、達成感が感じられる講習となりました。

・試験場の管轄ですが、舗装の穴が有るので直して欲しいです。

・初級に参加しましたが、ブレーキと車線変更の練習のところは、指導員の方がもう一人いるとスムーズに進められるかもしれないと思いました。他の練習との兼ね合いもあり難しいかもしれませんが…。

・バイクは、難しい。奥が深い。まだまだ下手くそだなあ。頭でなんとなくわかっていてもなかなか出来ない。改めてスポーツ性が高いなあと感じました。

・このような講習会を開催していただき感謝いたします。公道ではバイクの練習はなかなか出来ないので抽選ではなく申し込み者全員が参加出きる用になればと思います。あと急制動の練習でやりすぎてタイヤが減ってしまうので二列ではなく一列でいいかなーと思いました。それとバイクでのマナーや走行の心得などの講習もあっても良いかと思いました。

・今回、初級で参加させていただきました。スムーズに練習が出来たので大変満足です。初級でしたが周りのペースも早めで免許取得の教習のような少しもたつく感じがなく、自分としてはちょうど良かったです。

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