あなたは走行中に、突然この標識が出て先に進めなくなり、迂回路を遠回りした経験はありませんか。その時、何故、二輪車は走行できないのかと疑問に思いませんでしたか。
全国で700箇所以上、二輪車に限って通行が規制されている区間が存在します。これらは、一部のライダーによる騒音問題や無謀な運転による事故発生等の理由で、規制導入されたものと考えられます。
一般社団法人日本二輪車普及安全協会と一般社団法人日本自動車工業会は、規制区間の実態把握やライダーの声を改めて情報収集させていただくことになりました。
安全運転に心がけ、もっと自由に、楽しく、そして二輪車の機動性を活かした社会貢献ができるよう、引続きライダーの利用環境を整える活動を続けて参ります。
二輪車通行規制区間情報をお持ちの方は、下記フォームの内容をご確認のうえ、情報をお寄せください。
二輪の自動車・原動機付自転車通行止め
大型自動二輪車及び
普通自動二輪車二人乗り通行禁止
全国で最も二輪車の通行規制が多い大阪府を訪ねた。大阪市内の複雑な二輪車通行禁止措置をはじめ、ローリング族対策で封鎖されているルートを視察し、規制の実態を探った。
クルマは通行できるのに、バイクは通行禁止という道路が全国に数多く存在する。首都圏を中心に現場を取材したところ、得心のいかない規制にライダーは戸惑いをみせていた。
通行規制は、国道や都道府県道といった幹線道路でも行われていて、ライダーの利便性を大きく損なっている。NMCA日本二輪車協会では、今後、当局などに解除などの働きかけをしていくことにしている。
長さにしてわずか260メートルだが、長年にわたってライダーが規制解除を望んできた国道246号線(青山通り)の赤坂見附陸橋の二輪車通行止めが解除された。