一般社団法人日本二輪車普及安全協会
  • お問い合わせ
  • みんなの声
  • お知らせ
  • 更新情報
  • プレスリリース
  • バイク月間
  • 二輪車通行規制区間
  • グッドライダーミーティング
  • 全国バイク駐車場案内
  • ゲンチャレ
ホーム
安全運転
  • 安全運転講習
  • 安全運転推進
  • 免許取得情報
防犯
  • 防犯登録
  • 盗難照会
  • バイクを守る
バイクの楽しみ
  • 乗り方・買い方
  • モータースポーツ
  • バイク月間
  • 著名人インタビュー
  • キッズバイクスクール
  • グッドライダーミーティング体験記
利用環境
  • 全国バイク駐車場
  • 通行規制区間
  • 二輪車ETC
  • 二輪車の利便性
流通環境
  • 二輪車リサイクル
  • 二輪車品質評価者制度
  • 陸運関係功労者表彰
  1. ホーム
  2. バイクの楽しみ
  3. キッズバイクスクール
  4. 競技への参加から楽しむ乗り方まで子供たちのためのバイクスクール各地で開催

競技への参加から楽しむ乗り方まで子供たちのためのバイクスクール各地で開催

本ページは、一般社団法人日本自動車工業会が発行している月刊誌
「Motorcycle Information」2007年8月号の記事を掲載しております。

子供たちを対象としたバイクスクールが各地で開催され、安全意識の向上などに最適と好評を得ている。MFJでは、ロードレースとトライアルについて若年ライダーの育成のための年間スクールを開催。また埼玉県のNPO団体では、子供たちのためのオフロードスクールを開催し人気だ。親と子供がペアで参加するバイクスクールは、二輪車業界団体のNMCA日本二輪車協会やホンダ系列の交通教育センターが開催して、多数の参加者を集めており、またヤマハでも試乗会やイベントなどで親子のバイクスクールを開催して、バイクの楽しさをアピールしている。

アクセルを開ければ走り出し、ブレーキをかければ止まる。走りながら車体を傾けたり、ハンドル操作をするとバイクが思いどおりに曲がっていく。こうした一連のバイクの操作は、練習すればするほど自由に操ることができ、快適な運転感覚を楽しむことができる。こんなバイクの楽しみを、子供にも安全に味わってもらおうというスクールが、全国各地で開催されている。ロードレースやトライアル、あるいはモトクロスなどのモータースポーツを楽しもうというものや、親子でバイクを楽しむといったねらいのものまで、さまざまな形態で開かれている。

ロードレースとトライアルの競技入門スクール

日本のモーターサイクルスポーツを統括する(財)日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)では、ロードレースとトライアルへの入門者のためのスクールとして「ロードレースアカデミー」と「トライアルアカデミー」を開催している。ロードレースは12~15歳の少年少女が対象、トライアルは9~18歳の少年少女と、大会出場を希望する女性(年齢不問)が対象となっており、いずれもトップライダーの講師からみっちりとそれぞれの競技について学ぶことになっている。

レースで好成績をあげる選手も誕生――ロードレースアカデミー

現役の国際ライダーから指導を受ける現役の国際ライダーから指導を受ける ロードレースアカデミーは、昨年から開催されている。昨年の第1期には9人、今年の第2期には女子2人を含む9人が応募し入校した。スクールの目標は、「ロードレースの『国内ライセンス』を取得して、地方選手権レースに出場可能なレベルの選手に育てる」こと。指導の指揮をとる「校長」は、全日本ロードレース選手権などで長年にわたり活躍した五百部徳雄さんが担当。現役の国際ライダーである亀谷長 純 さんをはじめ、全日本ロードレースで活躍中のライダーも指導に当たることになっている。

講習の内容としては、レースでの走行上のテクニックやマシン整備など基本的な事柄に関する座学、実技はもちろんのこと、ランニングや柔軟体操などのフィジカルトレーニング、さらには禅寺での座禅などメンタルトレーニングのメニューも組み込まれている。今年の日程は、4月から11月まで栃木県茂木町の「ツインリンクもてぎ」を会場として、延べ21日間の講習日程で、内容のきわめて濃いトレーニングが行われることになっている。

昨年の第1期の卒業生の中には、すでに全日本ロードレースなどに出場しているチームに採用され好成績をあげているライダーもいて、このアカデミーから将来のロードレース界を担う有力選手が誕生することが期待されている。

最終日には関東選手権大会に参加――トライアルアカデミー

トライアルアカデミーの訓練トライアルアカデミーの訓練 一方、トライアルの将来を担う選手を輩出しようと今年から開校したのが「トライアルアカデミー」だ。20人の募集定員に対して、12人が応募して入校。9~17歳の少年7人と大人の女性5人が、6月23日(土)から茨城県桜川市の「真壁トライアルランド」を会場としたスクールを受講している。

こちらの校長は、元トライアル全日本チャンピオンの成田 匠さん。それに、現役の全日本選手権国際A級クラスのライダーがインストラクターを務めて指導している。

6~10月に毎月2回ほどの1日スクールを連続して受講、7~8月には3日間の合宿もあるという、充実した内容。「トライアルの地方選手権大会に出場できる程度の技術を身につける」というのが目標で、実際にスクール最終日の10月21日(日)には真壁トライアルランドで関東選手権第8戦が開催されることになっており、そこへの出場を目指してがんばっているところだ。

段階を追って練習するオフロードスクール――こども二輪塾

こども二輪塾こども二輪塾 小学生を中心とする年齢層の子供たちに、オフロードバイクの乗り方を教えるためのスクールを開校しているのが埼玉県川越市のNPO法人「こども二輪塾」。埼玉県周辺のモトクロス関係者などが発起人となって2003年に任意団体としてスタートし、翌年には法人として認可された。「未就学児を含むこどもたちに対してモーターサイクルスポーツを通じて安全教育を行うことにより、こどもたちの心身の健全育成を図る」ことが目的に掲げられており、市内の河川敷に専用のオフロードコースとして「ナショナルパーク川越」を開設して、独自のカリキュラムでの指導を行っている。

スクールは、基本的に毎月第2、第4土曜日、日曜日の午前9時半~午後5時ごろまでで開催されており、その時間帯に1枠50分の講習が6回開催される。受講者は、あらかじめ自分の都合に合わせてその6回のうちの1回~数回を予約して受講する。ちょうど、自動車教習所の受講システムと同じと考えてよい。

その指導カリキュラムは、初回の「体験クラス」に始まり、「第一段階」から「第四段階」へと、順次ステップアップしていく方式。単発ではなく、継続的に受講することを前提としたスクールとなっている。

入校すると、個々の受講者には「あゆみ」と題した受講簿が渡される。ここには、練習する項目とともに、その進捗状況をインストラクターが5段階で確認する欄が設けられている。その子がそれぞれの練習項目について、どこまでできているかを確認するためのものだ。その受講簿を見れば、子供がどこに気をつけなければならないかが親子ともに確認できるし、別な日に違うインストラクターから指導された場合にも、どこまでできているかが確認できるというもの。そして、すべての項目についてできたことが確認されると、そこで初めて次の段階に進むことができる。

こうした綿密な講習システムが評価されて、MFJ公認の「ライセンス指定教習所」として認定されており、最終的には、MFJの年齢段階に応じたモトクロスライセンスを取得するレベルにまで技能を高めることを目標にした講習が行われている。

親が子を指導しながら学ぶバイクスクール

親子でともにバイクに乗る親子でともにバイクに乗る これまで紹介したのは、受講者が子供たちだけというスクールだが、「親と子がペアで受講して、バイクをいっしょに楽しもう」と開催されているのが「少年少女モーターサイクルスポーツスクール」。二輪車業界団体のNMCA日本二輪車協会とMFJが共催して、1998年以来、毎年開催されているもので、例年30回程度、全国各地の自動車教習所などを会場として行われている。

スクールの参加資格は、「小学生の男女と保護者のペア」というもの。保護者は二輪車を含めて運転免許を持っている必要はないが、「子供、保護者ともに自転車に乗れる」というのが条件。そして、スクールのもう一つの大きな特徴が、「子供に教えるのは親の役目」という点だ。もちろん専門のインストラクターがついていて全体的な進行を管理するが、個々の子供に対しては主に親が、エンジンの掛け方やブレーキ、アクセルなどの操作を、実際に面倒を見ながら指導することになっている。

スクールが始まると、まずオリエンテーションとしてスクールのルールやバイクが走る仕組みが説明された後、体操などをしてバイク乗車となるが、その最初にやるのが自動車・バイクでいちばん大切なブレーキ操作。基本的に「バイクは初めて」という子供たちが対象なので、まずエンジンをかけないで親がバイクを押して走らせ、止まるという操作の繰り返し。ここで、子供たちにブレーキ操作を身につけてもらう。その次にエンジンをかけて走らせ、ブレーキの練習となるが、そのときにも親が子供の前方に立ち、そこまで走ってブレーキ操作という練習を繰り返し行うという内容だ。もちろん、スクールの後半には親子がいっしょにコースを走る時間も用意されていて、いわば休日の一日を、親子が密接なコミュニケーションをとりながらバイクを学ぶというスタイルになっている。

こうした親子が助け合いながら学ぶという内容が評価されて、このスクールは青少年の健全育成、安全意識の向上プログラムとして、内閣府、文部科学省、そして(社)日本PTA全国協議会の後援を得て実施されている。

1回当たりの受講定員は親子で20~25組。各スクールは、開催の1ヵ月前が申し込み締め切りだが、毎回応募者多数のため、抽選での参加になるほどの人気だ。

ステップアップしながら学ぶことが可能な親子バイクスクール

親子でバイクを楽しむ会親子でバイクを楽しむ会 ホンダでは、系列の自動車・バイクの安全教育施設として、全国に8ヵ所の「交通教育センター」を開設しているが、うち5ヵ所で開催されているのが「親子でバイクを楽しむ会」というスクール。

小学生とその保護者がペアで参加して、子供たちと親がともにバイクを学ぶという点では前出のスクールと同じだが、こちらは特定の施設で年間を通して開催されていて、希望すれば何回も受講することが可能であることと、「ファーストステージ」「セカンドステージ」「サードステージ」という段階を追ったメニューが用意されていて、よりステップアップした内容を学ぶことができる点が特徴だ。

ファーストでは、バイクの基本操作を学び、8の字やパイロンスラロームまで進むことが目標。セカンドは、その応用編として凹凸のある路面や一本橋での低速走行なども入る。そしてサードでは総合編として、坂道の上り下りや複合的なコースを走るところまで行う。各段階とも、講習の最後にはバイクの清掃や片づけ、ヘルメットなど用具類を借りた場所にきちっと返却するなど、後片づけについても子供たちに実行させる内容がメニューとして組み込まれている。

参加すると、基本的に親が子供に対してさまざまな指導を行って上達させていく仕組みになっており、親子が自然にスキンシップをはかり、会話をはずませてスクールが進行していく。そうしたことから、受講者の感想としても、「家族みんなで話題を共有できる」「がんばる子供を見て見直した」「バイクの後片づけまでしたので、家でおもちゃを片づけるときなども、『バイクと同じだろ』というと納得するようになった」などといった声が寄せられており、教育的な観点で、あるいは家族間でのコミュニケーションを活発化させる点でも役立っているようだ。

この「楽しむ会」は、5つの施設で年間計約240回(2006年のファースト、セカンド、サード合計)開催されており、参加者数は延べ約6,400人となっている。土日はほぼ毎週、どこかの会場で開催されていて、親子でバイクを楽しんでいる。

イベント会場や試乗会などで開催される「親子バイク教室」

親子バイク教室親子バイク教室 ヤマハでは小学生年代の子供たちに気軽にバイクを体験してもらおうと、全国各地で行われるイベント会場などで、親子連れを対象とした「親子バイク教室」を開催している。時間は1回あたり40分ほどで、親が子供に付き添いながら発進、停止の練習や一周数十メートルほどの空間を走行するまでの練習をするのがその内容。

参加する子供については、「自転車に乗れること」というのが条件になってはいるものの、たまたまイベントなどに参加した子供たちが対象なだけに、ほとんどはバイクに乗るのは初めてという子供たち。それでも、経験豊富なインストラクターの説明や指導で、予定時間の最後にはほとんどの子がバイクを乗りこなせるようになる。その上達の早さに、親がかえって驚くことさえあるとのこと。

こうしたバイク教室は、ヤマハ関連のサッカーチーム「ジュビロ磐田」のホームゲーム会場や、バイク博物館の「ヤマハコミュニケーションプラザ」、バイク試乗会、さらには各地で行われるバイク関連のイベントに付随して開催されており、参加者数は年間で約700人となっている。

さらに、ヤマハの関連では、系列の二輪車専門自動車教習所の「ヤマハテクニカルセンター」でも、「親子バイクスクール」として小学生と保護者のペアによるバイクスクールを年間4回開催。こちらは1日たっぷりと親子でバイクを楽しめるとあって、人気の高いスクールとなっている。

本ページは、一般社団法人日本自動車工業会が発行している月刊誌
「Motorcycle Information」 http://www.mc-info.jp/ 2007年8月号の記事を掲載しております。

このページのトップへ